こんばんは!erieponです。
子猫のラテくんを自宅の庭の物置で保護してから約2ヶ月ほど経った頃、2021年の8月に二匹目の子猫をお迎えする事になりました。
憧れだった多頭飼いです!
可愛い子猫を一匹飼ったら「もう一匹飼いたい!」と思うのも自然な事ですよね。
我が家では埼玉県秩父市にある保護猫シェルター「笑(にこ)にゃんこの会」での保護猫譲渡会を利用して二匹目の子猫をお迎えしました。
お迎えしたのは先住猫ラテくんより約1ヶ月早く生まれたメスの子猫モカちゃんです。
この時の私は勉強不足なまま、何も考えずに軽い気持ちで二匹目を迎えることを決めてしまいました。
けれどもそれが間違いだった事に気づいたのは二匹目の子猫を迎えた後でした。
この記事を読んでいるあなたも「多頭飼いってどうなの?」、「子猫をお迎えしたい!」、「保護猫譲渡会ってどうなのかな?」などと不安や期待を持って検討中なのだと思います!
今回は二匹目の子猫を保護猫譲渡会でお迎えした経験を元に多頭飼いをする時の注意点や心構えと保護猫譲渡会を利用した感想をお話しします。
保護猫との出逢いの場「譲渡会」
笑(にこ)にゃんこの会(秩父市)
埼玉県秩父市にあり、不幸な子猫をなくしたいという思いで活動されている保護猫シェルターです。
育児放棄されてしまった仔猫、捨て猫、気候変動、交通事故など、さまざまな原因で行き場を失くしてしまう猫たちがいます。
猫たちを少しでも幸せにできるよう、次の活動を行っています。
【オープンシェルターの運営】
【新しい家族との出会い・譲渡活動】
【普及啓発運動】
出典:笑(にこ)にゃんこの会
保護猫譲渡会ってどんな感じ?
笑(にこ)にゃんこの会では常時保護猫の里親さんを募集しています。
まずは猫ちゃんと面会しましょう!
【譲渡会での面会】
譲渡会は毎週日曜日の10時~13時、入場無料で行われています。
※FacebookやTwitterなどで最新情報のお知らせがありますので事前にチェックすることをオススメします。
【オープンシェルターでの面会】
年中無休。毎日11時~15時OPEN。予約は不要とのことです。
猫ちゃんたちが普段から生活しているお部屋で面会します。
たくさんの猫ちゃんがいますので、触れ合ったり遊んだりしながら我が家にお迎えしたいなと思う猫ちゃんを決める事ができます。
保護猫をお迎えする条件
里親になるためには下記の条件を満たしている必要があります。
・飼育についてご家族全員の同意が得られていること。
・ペット飼育可の住宅に住んでいること。
・完全室内飼育を徹底すること。(ベランダにも出さない)
・リードをつけて散歩をしないこと。
・住居に脱走防止策が必要な場合には対応いただくこと。
・かかりつけの動物病院をもち、定期的に健康診断を実施すること。
・先住猫もふくめて、避妊去勢手術とワクチン摂取を実施すること。
・家族の一員として終生愛情を持って暮らすこと。
保護猫をお迎えするまで
・新たに飼う場合もそうですが、多頭飼いになるとまた色々と身の回りの品が必要になります。
食器、トイレ、必要に応じてケージ等を用意しましょう。
猫を飼う時、必要になるものはコチラ↓
・食器
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・トイレ
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・飲み水容器
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状況に応じて用意すると良いものはコチラ↓
・ケージ
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・ケージ用給水器
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・先住猫がいる場合はご対面に備えましょう。
猫にもパーソナルスペースや相性がありますので様子見の為、いきなり一緒にするのではなく慣れるまである程度離しておく必要があります。
別々な部屋が用意できるのであればいいですが、通常は難しいと思うのでケージの利用をオススメします。
猫を多頭飼いする時の注意点5つ
猫を多頭飼いする時の注意点が5つあります。
①先住猫のワクチン接種が完了している
②自分の家庭環境が多頭飼いに対応できる
③トライアル期間を設ける
④かかりつけの獣医さんにも相談する
⑤慣れるまで長い目で見守る
以上の5点です。
これから順番にご説明させていただきます。
①先住猫のワクチン接種は完了していますか?
・最低でも3種混合ワクチンを生後2ヶ月頃に1回、3ヶ月頃に1回の2回以上接種が完了していること、また免疫ができると言われている接種後2~3週間以降に新しい猫を迎えしましょう。
・もし新しく迎える猫が病気を持っていた場合、先住猫にうつってしまう可能性があります。
・我が家では2匹目の子猫を迎えるにあたり、先住猫のラテくんはワクチンの2回目を接種したばかりの時期になってしまった為、2匹目の子猫が持っていた猫風邪がうつってしまいました。
私たちは猫風邪を「風邪」と付くので人間の風邪のように軽い病気と思っていました、でも実際は猫は猫風邪に1度かかると治らないのです。
・2匹目の子猫を迎えた事を後悔してはいませんが、しっかり免疫ができるまで待てば良かったと思っています。
②自分の家庭環境が多頭飼いに対応できますか?
・もし相性が良くなかった場合に離れて生活できるスペースはあるか?
・人手は足りているか?猫は犬ほど手はかかりませんが、それでも日頃のお世話(給餌、水替え、トイレの世話)はそれなりに時間が取られます。
一匹なら一人でも何とかなりますが、多頭飼いになると家族の協力が必要です。
③トライアル期間を設けましょう。
・我が家では新たに迎えた子猫をケージに入れてダンボールで覆い先住猫ラテくんと生活空間を分けていました。
・ラテくんは初めの頃こそ「フーッ」と威嚇したりしていましたが、2~3日で慣れて威嚇はしなくなりました。
・トライアル中にもしどうしても相性が悪くてこの先も慣れるような様子でなければ、その子猫を譲り受けた施設に相談しましょう。個々の相性があるのでどうしても仲良くなれない場合もあります。
・幸い我が家では2匹が上手くやっていけそうだったので、そのまま家族の一員として迎えることができました。
④かかりつけの獣医さんにも相談しましょう。
・獣医さんは様々な家庭のたくさんの猫たちを見ていますので、多頭飼いをする際の注意点やアドバイスなどを聞くこともできます。
・我が家では2匹目の子猫を引き取ることを決めてから獣医さんにお話ししたので叱られてしまいました。
何故ならラテくんの2回目のワクチン接種がまだ終わって間もなかったからです。
・きちんと事前に相談していたら2回目のワクチン接種が済んで免疫ができるのを待ってから2匹目の子猫を迎えていたと思います。
⑤慣れるまで長い目で見守りましょう。
・個々の性格にも寄りますが、慣れるまでに多少の時間が必要です。
・慣れるまで最初のうちはケージ越しで対面させましょう。
・慣れてきてケージから出して対面させる時、2匹目の逃げ場所を確保しておいてあげましょう。
・ケンカになってもすぐには引き離さず少し見守りましょう。ケガをするほどの大きなケンカになったら人が介入して引き離しましょう。
・まずは先住猫を優先しましょう。先住猫の気持ちが安定して2匹目の猫を受け入れる余裕ができるようです。
猫を多頭飼いする時のメリットとデメリット
多頭飼いのメリット
・遊び相手ができるので運動不足の解消が期待できる。
・性格や種類の違いを楽しむ事ができる。多頭飼いで猫の魅力をより一層感じる事ができます。
・子猫の社会化トレーニングの一つになる。他の猫と触れ合うことで噛まれたら痛いので噛む加減を学ぶ事ができます。
多頭飼いのデメリット
・先住猫のストレスになる。猫は環境の変化を好まないので新しい猫が増えることがストレスになる可能性があります。
・病気がうつりやすい。一匹がウイルス感染症や皮膚病等になった時、他の猫にもうつる危険性があります。
・仲良くなるとは限らない。個々の相性があるのでどうしても仲良くなれない場合もあります。その場合は離して飼うなどの難しい対応が必要になることも…
・費用と手間が増える。当然飼っている匹数分の食費や医療費がかかります。
猫を多頭飼いする場合の猫同士の相性について
相性の良い組み合わせ
一般的に相性が良いとされているのは下記の組み合わせです。
①兄弟姉妹猫同士
②子猫✕子猫
③成猫✕子猫
①兄弟姉妹猫同士…性格は違いがありますが基本的に相性は良いです。
②子猫✕子猫…親が違っても仔猫同士であればまだ縄張り意識が強くないのでじゃれ合っているうちに仲良くなります。
③成猫✕子猫…成猫の性格にもよりますが若い猫であれば子猫を遊び相手にしたり面倒を見るようになります。
相性の良くない組み合わせ
注意したい組み合わせは下記の通りです。
①成猫のオス同士
②高齢猫✕子猫
①成猫のオス同士…縄張り争いが起こり喧嘩やスプレー行為などがエスカレートする事が心配されます。
②高齢猫✕子猫…高齢猫の心身に負担がかかります。元気に走り回り遊ぶ仔猫の行動がゆっくり過ごしたい高齢猫のストレスになる可能性があります。
保護猫譲渡会を利用した感想
子猫だけでなくたくさんの猫たちがずっとのお家を待っている。
・子猫はもちろん保護猫の中には大人の猫もいます。そのみんながずっとのお家を待っているのです。
・たくさんの猫達と触れ合えて遊べるのでとても癒やされます。
たくさんの猫たちの中から相性の良い猫を探すのは難しい。
・とてもたくさんの猫がいるので先住猫や自分たちと相性の良い猫をその場ですぐ決めるのは難しいです。
・ですのでたくさんの猫達と交流してみて欲しいです。
最終的にはフィーリング。
・とても人馴れしていて可愛かったのでその子に決めました。
・あとはビビッと直感で、この子をうちの子にしたい!!という気持ちでいた。
里親の審査は厳しい。
・基本的には一人暮らしや高齢だと断られます。
・審査の結果によって譲渡を断られる場合もあります。
★ホームページには「次の場合、譲渡をお断りすることがあります」となっています。
・出産を控えている方、未就学児童がいらっしゃるご家庭
・60歳以上だけのご家庭 (終生飼育の責任を引き継げる方がある場合は同意書をいただいた上でお受けします。高齢の方向けには大人猫の貸出も行っています。)
・代理でのお申込みをすること
・再譲渡を前提としたお申し込み
・全ての譲渡に関しては、審査及びお届けの際に適した環境で無い場合は、譲渡出来ない場合があります。
出典:笑(にこ)にゃんこの会
まとめ
・保護猫譲渡会は保護猫との出逢いの場
・2匹目以降のお迎えは、先住猫のワクチン接種2回終了&免疫ができてから
・慣れるまで長い目で見守る
・まず先住猫を優先する
・猫にも相性がある
・子猫だけでなくたくさんの猫たちがずっとのお家を待っている
・たくさんの猫たちの中から相性の良い猫を探すのは難しい
・最終的にはフィーリング
・里親の審査は厳しい
最後まで読んでいただきありがとうございます(^人^)
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ではまた~!(^.^)/~